第34回 立川志の吉さん 田中靖浩さん ご参加いただいた皆様へ
昨日は、ジェイカレッジNo.34にお越しくださいましてありがとうございました。
残念ながらお越しいただけなかった皆様、キャンセルのご連絡をありがとうございました。
お目にかかれずに残念でしたが、次回はぜひ!お待ちしています!
新年最初のジェイカレッジ、お楽しみいただけましたでしょうか?
今回は新春特別企画ということで、これから3月にかけて忙しくなる(!)
会計士の田中靖浩先生と、1月が一番稼ぎ時(?!)の落語家の立川志の吉さんに
お越しいただき、「お金と笑いのある人生を送る秘訣」について伺いました。
また、お二人の粋な計らいで、祝い酒を手にしながらの初の試みでした。
(田中さん、志の吉さん、ほんとに御馳走様でした♪)
田中靖浩さんの講演では、“ゆっくり成長する”というキーワード、
そして
志の吉さんの落語では、笑いながらもホロっとくる親子の情
がとても印象に残っています。
最後のトークショーでお話頂いた
人材育成
知的所有権
マーケティング
についても、さっそく、終了後や今日のお昼にもスタッフ仲間との
話題に上り、色々な場面で楽しく議論ができそうな気がしました。
2008年初めてのジェイカレッジが
みなさまにとっても実りある学びの場となれば幸いです。
■大きく長い、時代の“波に乗る”
田中靖浩さんの講演では、まず最初に「お正月の意味」が
本来の意味には使われなくなってきていること、
そして、日常から解放される「今のお正月」くらいしか、自分のことや
将来のことを考えられなくなっている現状では、
1年のタームでしかものを考えられなくなっていて、3年先をみることが
難しくなっている、というお話がありました。
なるほど、ほんとにそうですね。
この時期はよく「今年の目標は?」なんていうことが話題にのぼるけど、
「3年後の目標は?」とか「10年後どうしてる?」ということは
特別なことがない限り、日常の職場などでは語られなくなっていますよね。
江戸後期の日本の人口や社会情勢と比較して、
今わたしたちは同じような状況といえますが、
当時のように、ゆっくりとその「粋」を感じることが少なくなっています。
ゆったり生きよう
ゆっくり成長しよう
そして今を楽しもう
そんなメッセージを受け取ったように思いました。
■「奉公」にでたら3年は親にも会えない
落語を初めて聞かれた方も多かったようですね。
私は親が落語が大好きで、飛行機に乗ったら必ず落語チャンネルに切り換える
という文化で育ったので、比較的子供のころからなじんでいました。
スタッフの一人が終了後、志の吉さんに
「落語のオチって、ほんとに突然やってくるんですね!」と言っていて、
みんなで爆笑しました。
ほんと、突然でしたね!
奉公にあがった息子が、3年ぶりにお宿下がりを許されて帰ってくるという場面。
子を思う親の気持ちの深さにホロリとさせられつつ、子供が一人前になるまでに
経験する「奉公」という制度について、さらには江戸の文化や環境問題について
たくさんの笑いを織り交ぜながら学んだような気がします。
日本の文化、日本人の心意気、そういうものを改めて考えさせられましたね。
■同業者が地団駄踏んで悔しがる...
スタッフが印象に残ったキーワードに
「マーケティングとは、
同業者(競争相手)を
地団駄ふんで悔しがらせること」
があります。
なるほど、みんなさささっと(手帳に!)メモをとっていましたよね(笑)
人材育成のところでは、志の吉さんのお師匠さんが
「ばかとは状況判断のできないやつ」
と定義されているとのこと。。。
「空気が読めない」というのは、ほんと怖いですよね。
気をつけようっと。
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34回目のジェイカレッジは、2年前にもご登壇頂いた
田中靖浩さんと立川志の吉さんの凱旋(?!)コラボレーション。
初春らしく、大いに笑い、飲み、本当に楽しい時間でした。
仕事を切り上げてお越しくださった皆様、ありがとうございました。
来月2月はジェイカレッジセミナーはお休みですが、
また3月にお目にかかりましょう。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
■アンケートに書ききれなかったこと…
ご意見・ご感想などありましたら
事務局までお寄せください。
なお、ジェイカレッジへのお問い合わせはメールのみ受付けております。
電話ではお受けしておりませんので、ご了承ください。
■ 次回予告 ■
2008年3月21日(金) 19:00-
ジェイカレッジNo.35 平野秀典さん
http://jcollege.jp/
現在お申込み受付準備中です!
受付開始はメルマガ「ジェイカレッジの風」でもお知らせします。
お楽しみに!
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■スタッフ編集後記■
落語界のホープ志の吉さんが二つ目になられるまでのお師匠さんとのやりとり、
そのお師匠さんが無言で語る「弟子を育てる覚悟」。
日本型経営のよさは、こういうところだったんじゃないかと、
やっぱり「人を育てる」ということは並大抵のことじゃないんだと
改めて感じました。
(ゆきコーチ)
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また皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。
ジェイカレッジ校長 & 愉快な仲間たちより
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