JC93-yamazaki

◆ロンドン五輪にまなぶ東京五輪のあり方

  イギリス人の、割り切ってシンプルな働き方著者
  山㟢一也さんが語る 目からウロコの考え方、働き方、五輪のあり方。

◆日時:2016/6/30 木 1900-2030

◆会場:半蔵門アクセア会議室
     東京都千代田区隼町2-13 US半蔵門ビル 5F
     東京メトロ半蔵門線【半蔵門駅】1番出口より徒歩約1分
     http://www.accea.co.jp/cr/access.html (動画あり)

◆会費:3000円(当日会場にて)

◆概要:
 2020年夏、東京に五輪パラリンピックがやって来ます。その時、競技場建築、街の様子はどのようになっているのか?私たちはそのヒントを同じ成熟都市で開催したロンドン五輪に見つけることが出来ます。

 山嵜一也さんは2001年から2012年までの12 年間、英国ロンドンで建築設計士として働いておられました。その勤務先の一つであるアライズ・アンド・モリンソン・アーキテクツで一連の五輪プロジェクト(誘致のメイン会場計画模型制作、大会後のメイン会場の活用法を考えるレガシーマスタープラン計画、そして世界遺産であるグリニッジ公園を敷地とした馬術&近代五種競技場の設計現場監理業務)に携わってこられました。

 サスティナブルな五輪競技場計画を建築設計士として経験し、五輪という祭りの高揚感を市民として体験しました。そして、そこからロンドン五輪競技場群を貫くコンセプトは【祭りやぐら】【都市の借景】【見得を切る】という3つのキーワードに集約出来るのではないか・・山崎さんの見立でした。

 1か月半と いうひと夏のイベントのためならば【祭りやぐら】のような簡素な競技場で良いという割り切り。しかし、その分、観光都市ロンドンの街並みを【都市の借景】として活用し、選手の肩越しに魅せる。そして、世界中が注目するイベントを伝えるテレビ、パソコン、スマホなどあらゆるメディアの画面に対して【見得を切る】競技場配置計画と現場のカメラワーク。『競技場は夏祭りの“脇役”でしかない。』そのようなオトナ(成熟した)な態度がロンドンにはありました。

 「国家プロジェクトでもある東京五輪成功の鍵はあらゆる業界を横断した考え方、協働にあると考えます。ロンドン五輪の話が様々な業界で活躍される皆様の東京五輪への取り組みのヒントになれば、その先に東京五輪の成功 が見えてくると思います。」という山嵜さん。

ロンドン五輪の一部始終を見てこられた山嵜さんの視点から、2020年を一緒に考えてみましょう。

◆講師略歴(山㟢一也氏)

建築家。山㟢一也建築設計事務所代表。1974年東京生まれ。芝浦工業大学大学院修了。2001年単身渡英し、観光ビザで500社以上の就活(断りのレター59通)。03~12年に勤務したアライズ・アンド・モリソン・アーキテクツで、一連のロンドン五輪計画(招致マスタープラン、レガシーマスタープラン、グリニッジ公園馬術競技場の現場監理)や欧州最大級となるハブ駅、キングスクロス・セントパンクラス地下鉄駅改修工事の現場監理に関わる。13年に日本に帰国(4度の解雇経験)し、事務所設立。様々なメディア(※)で2020年東京五輪に向けてロンドン五輪での現場の様子を伝えている。著書に『イギリス人の、割り切ってシンプルな働き方』。女子美術 大学非常勤講師。一級建築士。
【※メディア出演・掲載】テレビ:フジテレビ・みんなのニュース、テレビ朝日CS・津田大介の日本にプラス等、ラジオ:J-wave・津田大介のJam the world等、新聞:朝日、毎日、産経等、ウェブ:東洋経済オンライン、日経アーキテクチュアオンライン等、他多数

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