第32回 野口吉昭 さん ご参加いただいた皆様へ
昨日は、ジェイカレッジNo.32にお越しくださいましてありがとうございました。
残念ながらお越しいただけなかった皆様、キャンセルのご連絡をありがとうございました。
お目にかかれずに残念でしたが、次回はぜひ!お待ちしています!
■「人をあきらめない会社」ってどこだろう?
野口さんから2分を頂いて、テーブルごとに考えてみましたが、
私たちがよく知っている具体的な会社名も、いくつか出てきました。
それでも「パス」の班が多かったような…(苦笑)
なかなか難しい課題でしたね。
ここで自分の勤める会社を口にできたら、かっこいいなーと
思ったのですが…みなさんはいかがでしたか?
2000年以降、「国際会計基準の準拠」が多くの上場企業に導入され、
利益率型経営を重視した結果、アメリカ型(アングロサクソン型?)の経営手法が
もてはやされ、人件費を抑えるために非正社員雇用が増えた…
次第に「人」を育てるという最も重要な経営課題が軽視されるように
(いえ、軽視ではなくても、困難に)なってきてしまいました。
失われた15年で失った大切なものは
活力基盤~「生きる気力」だったのではないか…
若者たちは知らない間に、車の所有欲や飲酒への興味を失い、
そして気力までも失ってしまったんですね。
今、私たちは「人が働く意味」をきちんと理解し、
そして若い人や子供達にしっかりと教育していく必要があるんです。
これは企業で働く私たちだけでなく、企業側にも必要なことです。
それを伝えていくためには重要なのが
経営トップと現場をダイレクトに繋ぐことのできる
「ウェイ・マネジメント」。
その企業が大切にしていること、その企業らしさを伝えていくための
仕組みづくり、なんですね。
ウェイは「~らしいやり方」。
それを次世代にバトンタッチしていくための仕組み、
今日からぜひ考えていきたいと思いました。